高校との連携によるゼロ年次教育の推進と入学者選抜方法の改善
 
 何のために大学で学ぶか,それはもちろん自分自身のためです。そのためには,自分が何をしたいのか,何になりたいのか,そうした将来の夢や希望をよく考えることが必要です。
 それが具体的に固まる人もいれば,まだ幅広く漠然としたままの人もいるかもしれません。でも,この考える過程が,自分自身をより大事にし,悔いのない進路選択へとつながってゆきます。
 このように,「なぜそこで学びたいのか?」をよく考えた学生は,入学時の意識が高く,学部へのミスマッチもないことが分かります。一般選抜で本学を目指す人も(一般選抜のみの学部・学科もあります),是非「なぜそこで学びたいのか?」をよく考えて志願してください。

 この研究は,学内の人間環境学・理学・数理学・歯学・薬学・農学の各研究院,大学教育研究センター,アドミッションセンターの先生方と,学外の福岡県立城南高等学校の先生方のご協力のもと行われました。
 ポスター作成に当たっては,21世紀プログラム課程の丸尾圭祐君と竹本真衣さんにお手伝いいただきました。

 九州大学は,高校生(既卒者を含む大学進学希望者)のために,いわゆる高大連携に関する次のような各種の企画・活動(2002年度実績)を行っています。
 
 例えば,2001年から九州大学が始めた,文系理系にこだわらず幅広く学ぶ学部横断型の全く新しい教育プログラム「21世紀プログラム」では,その理念や内容,選抜や履修などをよく知ってもらうため,在学生の生の声が聞ける進学ガイダンス(学生主催)が開かれています。
研究課題: 高校との連携によるゼロ年次教育の推進と入学者選抜方法の改善
研究組織: アドミッションセンター・歯学研究院・薬学研究院・農学研究院・理学研究院・数理学研究院・人間環境学研究院・大学教育研究センター・福岡県立城南高等学校
審査部門: 広領域  採択年度:H12-H14  種目:C 代表者:武谷 峻一(アドミッションセンター 教授)