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研究の背景
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| アジア・太平洋地域の博物館やコレクションに関する情報の不足 豊富な地域資源の流出を恐れ，外国人による調査研究が困難化 地域保全はしても，資源探索や調査を行う研究者が不足 |
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本研究の目的
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| ネットワーク構築による情報交換と，共同研究を行うための基盤整備 |
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博物館学芸員，職員の再教育
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期待される成果
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○ 研究機関および研究者情報のデータベース情報
公開（アジア総合研究機構などと連携） ○ 適格な研究機関，カウンターパートを見つけ， 共同研究の活性化 ○ 動植物相などの生物資源をはじめとする，地域資源の 解明に貢献；豊富な地域資源の適切な保全 |
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マレーシアでの昆虫調査風景
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情報発信と相互利用
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| ・九州大学の標本資料（公開の現状、将来展望） ・アジアの研究者一覧の作成 ・軟体動物分類学関係文献所在目録の作成 |
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九大総合研究博物館とアジア・太平洋博物館ネットワーク
（2004年3月現在） |
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| 博物館職員の再教育 | |
| Ms Vararin Vongpanich (Phuket Marine Biological Center) 2001年度，2002年度 Mr Teerapong Duangdee (Kasetsart University) 2003年度 実習内容 （１）二枚貝分類の基礎技術の習得 記載、写真撮影、計測、同定、比較、 シノニムの検討 （２）軟体動物分類学関係文献の収集 別刷り、教科書、西宮市貝類館研究報告、 波部忠重博士著作集ほか （３）分類学研究者との交流 日本貝類学会年会に参加 |
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| 成果 （１）分類学実習テキストの作成 Bivalve Taxonomy by Matsukuma, A. & Duangdee, T. （２）タイ国産二枚貝相論文の原稿作成 Family Noetiidae in Thailand by Vongpanich, V. & Matsukuma, A. （投稿中） Illustrated catalogue of Thai marine bivalves (Mollusca: Bivalvia) I. Order Arcoida (Families Arcidae, Noetiidae, Cucullaeidae, Glycymerididae, and Limopsidae) by Matsukuma, A. & Vongpanich,V.（原稿準備中） Bivalve mollusks of Chang Islands, Gulf of Thailand by Duangdee,T. & Matsukuma, A. （原稿準備中） （３）分類学研究センターの構築 PMBC, Kasetsart Universityの文献収集、研究者の育成を支援 東南アジアにおける分類学研究のセンターとなる組織作りがスタート 今後の課題 （１）反復した研修が必要 （２）就職先の確保 （３）派遣側のニーズ、受入側の思惑 |
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| 研究課題：アジア・太平洋博物館ネットワークの構築と自然史系博物館、文化史系博物館職員のリカレント教育に関する研究 研究組織：総合研究博物館・農学研究院・比較社会文化研究院・理学研究院 審査部門：広領域 採択年度：H13 種目：B-1 代表者：松隈明彦（総合研究博物館 教授） |
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