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みなさんは、氷河期という時代を知っていますか?

 2万年前の日本は、ナウマンゾウがのしあるき、一部では氷におおわれた、いまよりもずっと寒い環境が続いていました。では、

もっと昔はどうだったのでしょう?

それを知るために、わたしたちはを研究しています。

 なぜなら海は、地球の気候をコントロールしているからです。むかしの海のことを知るひとつの手段として、海底の泥の中にたまったプランクトンの化石を調べる方法があります。
 海には、目に見えない小さなプランクトンが、たくさんすんでいます。それらは、仲間ごとに好きな温度や塩分が違っています。そのため、プランクトンが死んだあとにふりつもった泥を調べると、むかしの海のすがたが見えてくるのです。
 では、その研究例を見てみましょう!

プランクトン化石の例
パネル作成:高橋孝三 九州大学大学院理学研究院地球惑星科学部門

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