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コミュニケーションロボット PICO-2
 遠くに離れた人とお話するのに、みなさんは電話を使いますね。でも、口で話した言葉だけでは、なかなか思ったことが伝わらなかったことはありませんか?
 人間は、話す言葉だけではなく、話している時の身振り、手振りや顔の表情で、思っていることを相手に伝えているといわれます。このロボットは、電話の受話器のように、話した言葉を遠くの人に伝えるだけではなく、話している人のしぐさや手振り、顔の表情も一緒に伝えることができます。
 人間は、膝をきれいに伸ばして歩くことができます。これは膝を伸ばしたほうが疲れにくいからです。このロボットは、人間のように膝を伸ばして歩くことも、一本足でバランスを取って立つこともできます。
20キロメートル離れた場所で、ロボットを使ってお話している様子です。
作成:倉爪 亮 九州大学大学院システム情報科学研究院

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