大砲を主な兵器とする軍艦のなかで、もっとも大きな大砲をもち、それに対応できる強力な装甲と、外洋を航行する能力をもつ軍艦を戦艦とよびます。

 第二次世界大戦までは、海軍の主力として戦うためにつくられ、「主力艦」とよばれました。現在、この種類の軍艦をもつ国はありません。



 模型の「霧島」は、金剛型戦艦の4番艦です。1913年に三菱重工業長崎造船所で進水しました。おなじ金剛型戦艦には、「金剛」、「比叡」、「榛名」の3隻があります。

 「霧島」は、ハワイ海戦、ミッドウェイ海戦、南太平洋海戦などに参加したあと、1942年、第三次ソロモン海戦で沈没しました。

パネル作成者:山口 悟(九州大学大学院工学研究院 海洋システム工学部門)

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