オーセベリ船(Osebergskipet)
 オーセベリ船は1904年に発掘されたものであり,815〜820年頃に建造されたと推定されています。粘土層の下に埋まっていたために空気に触れることが少なく,比較的良好な保存状態を保っていたと考えられています。
 オーク材(樫の木の一種)をもちいて建造されており,長さ22m,幅5mの大きさであり,帆走もオールにより漕いで進むことも可能でした。帆の大きさは90平方メートルであり,最大速度は10ノット(時速約19キロ)以上でした。


パネル作成者:後藤 浩二(九州大学大学院工学研究院 海洋システム工学部門)

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