ゴークスタ船(Gokstadskipet)
 ゴークスタ船は、1880年に発掘されたものであり、890年頃に建造されたと推定されています。オーセベリ船と同様に粘土層の下に埋まっていたために空気に触れることが少なく、比較的良好な保存状態を保っていたと考えられています。
 オーク材(樫の木の一種)をもちいて建造されていましたが、より頑丈に建造されていました。この船は、長さ24m、幅5mの大きさであり、帆走もオールにより漕いで進むことも可能でした。帆の大きさは110平方メートルであり、最大速度は12ノット(時速約22キロ)以上でした。


パネル作成者:後藤 浩二(九州大学大学院工学研究院 海洋システム工学部門)

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