フジバカマは川原に自生する植物ですが、川原の開発のために絶滅危惧植物になっています。

このほかに、秋の七草の中で、キキョウも絶滅危惧植物に数えられています。

キキョウの自生環境は草原です。
人が野焼きや草刈りで草原を維持しなくなったことや、開発し続けたことが、キキョウが絶滅しつつある原因です。



この他にも多くの野生植物が、自生地の開発や草原の遷移、乱獲などにより、絶滅が危惧されています。
その数は1665種類に及び、日本の野生植物の約24%に達しています。



パネル作成者: 矢原 徹一(理学研究院生物科学部門)