よい標本を作る為に特に以下の4点に注意しましょう。

1)国公立公園内、私有地など、採集が制限されている場所では決して採集しない。
2)採集記録(日時・場所・採集番号)を必ずつける。
3)その植物の特徴がわかるように採集する。
4)台紙に貼ったときのことをイメージしながら採集する。


採集に必要な道具

・剪定ばさみ

歯が真っ直ぐな物でもよい

・やさつ(標本を挟むもの)

ベニヤ合板2枚(写真は厚さ4mm、30cm×45cmのもの)
太めの綿紐2本(写真は手芸店で入手したもの)

・根堀(山菜堀)

園芸用スコップは適さない

・その他:新聞紙、大型ビニル袋、サインペン、手帳(野帳)、筆記用具など


採集のしかた

 

花や実がついている部分を含めてとる

花や実がないと正確な名前がわからない種類もあります。


なるべく体全体をとる

ちぎったような標本は一番ダメ。

大きい植物はいくつかに分けます。

体の小さい植物は、複数採集し、

台紙にも複数貼ります。



パネル作成者: 三島美佐子(総合研究博物館)