倭人伝の道
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2-2対馬 |
ガヤノキ遺跡 |
対馬市峰町三根字ガヤノキ所在の遺跡。
三根集落の中心部に位置しており、その存在は古くから知られていました。1932年には中山平次郎氏による調査、1948年に東亜考古学会による調査、そして1970年には九州大学考古学研究室によって調査が行われました。 時期は弥生時代の中期後半から古墳時代後期に及び、墳墓(6基)や埋納遺構(2基)の合計8遺構が確認されています。今まで行われた調査はA〜Hの8地点に分かれています。B・C・F・G・H地点は墳墓で、E地点も攪乱をうけていましたが墳墓の可能性の強いものです。A地点は調査時には消滅していましたが、埋納遺跡と考えられます。 出土資料としては、B地点から鉄剣や鉄斧・鍔(つば)形銅器・金銅釧(くしろ)・碧玉(へきぎょく)製の管玉・土器などが見つかり、H地点からは中広(なかひろ)形銅矛・銅剣・石剣などが見つかっています。その他にも、銅戈(か)(A地点)やガラス小玉・鉄刀(E地点)・前漢鏡(F地点)など多数の遺物が発見されました。 |
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ガヤノキ遺跡測量図
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ガヤノキ遺跡遺物
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