ミツバチと養蜂害虫


ニホンミツバチの都市での復活傾向


 ニホンミツバチは,日本へのセイヨウミツバチの導入(1877年)以後、種間競争に負け、分布が大きく後退していきました。しかし、近年安価な外国産ハチミツの輸入量増加と国内でのセイヨウミツバチ養蜂群数の減少に伴い、都市部を中心にニホンミツバチが勢力を盛り返し、増加傾向にあります。ここでは福岡市を例にとり、市内での2種のミツバチの生息状況とセイヨウミツバチの養蜂群数との関係を示します。


ニホンミツバチの巣
(九大構内)




2種のミツバチの相違点

ニホンミツバチ

セイヨウミツバチ



福岡市内での2種のミツバチの分布




東区と西区における2種の
ミツバチの生息状況と養蜂群数

(共に2000年のデータ)




福岡市内での区ごとのセイヨウミツバチの養蜂群数の推移




近年の日本でのセイヨウミツバチ養蜂の推移



ポスター担当

多田内 修 (Osamu TADAUCHI)(農学研究院 昆虫学分野・助教授)

山口 大輔 (Daisuke YAMAGUCHI)(農学研究院 昆虫学分野・技官)

アフメットジャン・ダウット (Ahmatjan DAWUT)(生物資源環境科学府 昆虫学分野・院生)


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