2000年4月に国内で5番目の大学博物館として誕生。古川総合研究資料館・年代測定資料研究センターにおける資料研究を引き継ぎ、1981年まで附属図書館として利用されてきた古川総合研究資料館の一角に間借り中。建物を申請しているが、いまだ認可されていない。教員は7名。 古川図書館 "古川総合研究資料館"のロビーを利用して常設展示を行っている。木曽馬の骨格標本や樹齢950年の木曽檜など、自然史・文化史系の標本・資料の他に、顕微鏡や計測装置などの実験器具類も展示している。 |
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2004年までの公開展示(抜粋) 2001年11月23日〜12月27日 野依良治 ノーベル賞への道 2002年4月8日〜8月31日 名帝大けふ誕生ー初代総長渋澤元治とその時代ー (大学史資料室との共催) 2003年3月25日〜7月31日 失われた文化財ーアフガニスタン・バーミヤン展ー 2004年3月17日〜8月30日 名古屋大学の研究・教育を支えた匠の技 |
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新しい博物館ができるまでは、古川総合資料館の2Fに展示室、3Fに研究室などを設けている。面積は2,200m2、8,000m2の建物を申請中。 |
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学術調査によって、名古屋大学に少なくとも120万点の学術標本が所蔵されていることが判明。そのうち100万点は博物館所蔵。
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社会教育 2000年より「中学生のためのネイチャーウォッチング」を開催する。夏休みを利用して日帰りで知多半島へ。海岸生物の観察と化石採取。定員20人 参加費500円。人気上昇により、2004年より40人へ増員。 ネイチャーウオッチング(愛知県知多半島つぶて浦海岸にて 2004.5.8) 博物館コンサート 展示室のロビーを利用してコンサートを実施。2004年5月27日に開かれた「オカリナと尺八のアンサンブル」で、第11回を数える。昼休みに開催し、「NUMCo」という名称がつくほどの人気。演奏者は大学内のサークルからプロまでと幅広い。入場無料。 第11回博物館コンサート(2004.5.27) |
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講演会 特別展の展示に合わせて3〜4回の講演会を開催する。例えば、2004年「名古屋大学の研究・教育を支えた匠の技」展では以下の講演があった。 4月22日 「名古屋大学の匠の技:その失敗と成功」 (講師:増田忠志 名古屋大学理学部技術部第一装置開発室技術班長) 5月20日 「地質年代学の最前線を支える石工技術」 (講師:鈴木和博 名古屋大学年代測定総合研究センター教授) 6月6日 「生きている金属」(講師:井村徹 名古屋大学名誉教授) 7月22日 「世界の広がりを測る -タレスからキャプテンクック、ハッブルまで-」 (講師:佐藤修二 名古屋大学理学部物理学科教授) |
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