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 福岡県で絶滅に瀕している陸地や淡水の貝類たち
 Threatened non-marine mollusks in Fukuoka Prefecture
福岡県の陸地や淡水の貝類相

 日本の陸や淡水にすむ貝類約1050種のうち、福岡県ではこれまで145種が知られていました。それらは大陸や南方から九州に入った種類、北方から日本に入り、南下した種類などさまざまでしたが、河川の改修や宅地の開発などで、最近は種類も数も減少しています。

福岡県のレッドデータ陸・淡水産貝類

 1998-1999年度の野外調査で、カタヤマガイとオキヒラシイノミガイの2種はすでに絶滅していることがわかりました。ヤマボタルガイなど49種は、生息地の環境を保護してやらないと、近い将来絶滅する危険性が高い(絶滅危惧I, II)ことがわかりました。

  Among 1050 non-marine Japanese mollusks, 145 species have been recorded from Fukuoka Prefecture. According to field-surveys performed in 1998-1999, two species have already been extinct and fourty-nine species are endangered.

ヤマボタルガイ
(ヤマボタルガイ科)
Cionella lubrica

絶滅危惧I(福岡県)
カタヤマガイ(イツマデガイ科)
Oncomelania nosophora
絶滅 (久留米市)

オキヒラシイノミ(オカミミガイ科)
Pythia cecillei
絶滅 (標本は長崎県)下は若い貝
アズキガイ(アズキガイ科)
Pupinella rufa
絶滅危惧II (福岡県糸島郡)
ヤマボタルガイ
(ヤマボタルガイ科)
Cionella lubrica
絶滅危惧I (福岡県糸島郡)
オオタニシ(タニシ科)
Cipangopaludina japonica
絶滅危惧II 右は幼貝 (柳川市)

キヌカツギハマシイノミ
(オカミミガイ科)
Melampus sincaporensis
絶滅危惧II (柳川市)
担当:総合研究博物館 松隈明彦
協力:福岡の貝 澄川 精吾、本多 庚午、泊 秀治

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