研究代表者 大学史料室・人間環境学研究院教授 新谷恭明


<知>の主役


大学生が、どうすれば〈知〉の主役であるという問題意識を持ち得るか?

自らが学ぶ大学について知るというところから始めるべきだ、と考えました。

国立大学で初の自校史教育「九大の歴史」や、

大学論「大学とは何か」を開講したのはそのような理由によります。


大学アーカイブ(大学史料室)と大学史・大学論教育


上の試みには、大学史料室の史料・情報を最大限に活用しました。

九大がCOEとして発展していく時、大学行政文書を収集し、

その歴史や組織論について研究するアーカイブの役割は極めて重要であります。

なお、本プロジェクトは昨年10月に第1回九州大学総長賞を受賞しました。



教科書として編集された『大学とはなにか―九州大学に学ぶ人々へ―』
(新谷恭明・折田悦郎編)

Click here to read the abstract.(in English)

研究課題:低年次教育における九州大学史カリキュラム開発に関する研究
研究組織:教育学部・法学部・大学教育研究センター・経済学部・石炭研究資料センター・文学部・大学史料室
審査部門:社会科学  採択年度:H10-H12  種目:C  代表者:新谷 恭明(人間環境学研究院 教育学部門 教授)