「虫こぶ」

- 人とのかかわり(1) -


「虫こぶ」とは?



 昆虫類やダニ類の寄生により、植物細胞が異常生長・分化して、奇形化したものです。



どんな昆虫がつくる?




どんな植物につくられる?


日本では、これまでに、合計569種の植物に虫こぶがつくられることが知られています。とくに、ブナやヨモギには、たくさんの種類の虫こぶがつくられます。




ブナに形成されるさまざまな虫こぶ(いずれもタマバエによるもの)




植物のどんな場所につくられる?


虫こぶは、芽や茎、葉、蕾、花、実、根など、様々な部位につくられます。



虫こぶの名付け方


植物の名前

+つくられる場所

+虫こぶの形状を表す言葉        

+「フシ」(=附子…「こぶ」の意)


例:エノキハトガリタマフシ

…エノキ+葉+トガリタマ(先がとがった球状)+「フシ」



ポスター担当

湯川 淳一 (Junichi YUKAWA)(農学研究院 昆虫学分野・教授;総合研究博物館・館長)

徳田 誠 (Makoto TOKUDA)(生物資源環境科学府 昆虫学分野・院生)

上地 奈美 (Nami UECHI)(生物資源環境科学府 昆虫学分野・院生)

佐藤 信輔 (Sinsuke SATO)(生物資源環境科学府 昆虫学分野・院生)


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