われわれ自身のルーツを探る-このテーマは,多くの研究者の挑戦意欲をかきたてます.「倭人の形成」は,まさにそのようなテーマなのです.
弥生時代のはじめに,いったいどのくらいの人数の人々が朝鮮半島南部からやってきたのでしょうか?その人たちの源郷はどこなのか,また,その人たちの生活文化のルーツはどのようなものだったのでしょうか?
これらの問題をめぐってたたかわされる論争に,九州大学の研究者たちが挑みます.